〜 みみの日々〜

力んだ心をちょっぴりほぐすようなブログを目指しています。シャンソンやクラッシックギター、映画などの趣味や日々の暮らしのエピソードを綴っております。

ご出身はどちら?

 

 最近、モルモットの動画を見るのが好きだ。

 

モルモットと言うと実験台にされるイメージが強いが、私がまだ幼稚園児だった頃に母の実家近くの某地方都市のデパートで「世界の大蛇展」的な展示を見に行った時は更にえげつなかった。水族館で魚が展示されているのをイメージして頂くと分かり易いと思うが、大きなガラス張りの頑丈なケースに、大蛇がいてそのケースの中に生きたモルモットが数匹…。「何故モルモットがいるの?」と母に尋ね、帰ってきた言葉を聞き切なくなった。

 

 お分かりかと思うが、モルモットは蛇の生き餌。

 

 幸いな事に、沢山並ぶ展示ケースを見ても大蛇の食事シーンに出くわすことは無かった。見ていたら、きっとトラウマに違いない。

 

 そんな昭和ながらの、よく言えば大らかな時代が許していた展示は今はもう実現不可能であろう。何故なら令和は、かわいいモルモットの動画を見る時代だからだ❣️

 

 動画でモルモットが高級レストランのウェイター風な飼い主さんに餌をもらったり、複数頭でキュウリを奪い合っている動画を見て令和に生きる私はニヤニヤ喜んでいるのだ。

 

 しかし、モルモットって一体何語なんだろうか?カタカナは何でも英語と思いがちな私だが、英語ではguinea pig、つまりギニアの豚だと知っていた。そして、フランス語ではcochon d'Indeで、インドの豚。おそらく豚の仲間なのだろうと想像しつつも、その起源は分からない。Wikipediaですぐに分かりそうだが…😅

 

 幼少の頃に私の切ない思い出の1ページとなったモルモットが、大人になった私の好奇心をくすぐる。